2010年8月18日水曜日

DELLノートパソコンLATITUDE D610マザーボード修理

DELLノートパソコンLATITUDE D610マザーボード修理

電源が入りません。電源スイッチを押しても何の反応もありません。
ACアダプタをパソコンに接続すると、ACアダプタの緑のランプが消えてしまう。
DELLのACアダプタは過電流が流れると安全装置が働いて、出力がなくなるように設計されている。再びコンセントを抜き差しするとACアダプタの緑のランプが点灯する。








この症状は典型的な http://www.pc2.jp/pc/sindan/chipcondensa.htm マザーボードチップコンデンサの不良の症状です。

分解していくと、CPUファンにもホコリがビッシリ付いていました。冷却不足でパソコン内部の温度が上昇したのも原因のひとつと思われます。ファンとヒートシンクは掃除機で綺麗にしておきます。






マザーボードを取り外し、チェックするとやはりチップコンデンサの不良でした。
同規格のチップコンデンサは再発防止のため20~40個全て交換します。



チップコンデンサは外見上は正常品と不具合品の区別は付きませんでしたが、少しヒビが入っている時もあります。




仮組み後、ACアダプタを接続して様子をみると問題なし。

DELLのノートPCは、他にも Inspiron1720、Inspiron630m、Latitude D520、Vostro1000、XPS M1330 などでもコンデンサの修理実績があります。