NECの水冷デスクトップパソコン PC-VX9006ですが、水冷パソコンということで比較的音も静かで効率良く冷却されているのかと思われますが、意外とマザーボードの不良が多いのです。
水冷ユニットで冷却されているのはCPUだけで、マザーボードのチップセットのヒートシンクなどは風が全く当たらないため、常に高温状態。
そのため、チップセット近くのコンデンサがパンクして起動出来なくなる症状になります。
今回は、おかしいなと思いながらそれでも何度か電源を入れると起動していたものだから無理に使い続けてしまい、とうとう起動しなくなったというもの。
コンデンサを交換しましたが、コンデンサの容量低下のため、他のパーツも故障してしまったようです。こうなるとマザーボードの交換が必要となってしまいます。
マザーボードを交換するのであれば、やはり長持ちさせたいので、現在のパーツがなるべく活かせるようにDOS/Vの汎用マザーボードを使い、PCケースを変えることにしました。
グラフィックカードがAGPのタイプだったので、これは使えませんが、最新のPCI Expressのグラフィックカードと、光デジタル出力対応のサウンドカードも搭載しました。
ミニタワー型のケースに、新しいマザーを入れ見違えるように新品になって生まれ変わりました。