SONYのデスクトップPC VGC-RA51のハードディスクが回らなくなったということで、パソコン修理依頼があった。
HDDを確認すると、WesternDigitalのWD2000シリーズのSerialATA、200GBのHDDです。
早速HDDコピーの機械にかけるとDiskのエラーが表示されます。
なるほど、回っている気配がありません。
まずは、基板を外して回路を確認しますが、テスターで当たりまくってどうやら基板の不良で間違いないらしい。
在庫で持っている中古のHDDを探し回ると、なんと同じWD2000シリーズがありました。
並べて確認すると、お客様のHDDはWD2000JD-98H***となっているのに対し、在庫で見つけたHDDはWD2000JD-19H***で若干のロット違いがあります。
それに、上の方に書かれているWD Caviar SEと、SEの文字があるのが気になります。
基板の交換はうまくいった実績が無いという巷の話をお客様に説明し、一か八かでやっていいという了解をいただいたので、基板を交換して読み取れるかどうか確認しました。
すると・・・HDDは回転を始めて、データの読み出しも問題なさそうです。
おかしくなる前に、すぐに320GBのHDDにリカバリ領域ごと全てのデータを丸ごとコピーしました。
パソコンにHDDを戻して起動させると何事も無かったように起動してくれました。
お客様のHDDには、大事なデジカメの写真がたくさんあったようで、本当にうれしそうでした。
これで一安心です。
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